『中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2610問』ってどう?わが家の使い方と向いている人
漢字は「似たような出題」が多い科目。
どの本を選んでも、出題されている問題は似たり寄ったり・・というのが私の印象でした。

だからこそ、ムダなく回せる1冊を選んでほしい。漢字は使いやすさ重視!
うちは直前期の演習をこの問題集だけにしぼりました。
ここでは公式情報と実際の口コミを確認しつつ、使いやすい理由と回し方をまとめます。
この本の公式情報(要点)
基本スペック
・B5判・本冊112ページ+別冊解答16ページ。
・頻出度に合わせて学べる“でる順”漢字。
・価格は税込1,078円(四訂版)。
・小学5・6年(3・4年の先取りも可)。
・直前チェックの別冊つきです。
どんな内容?
「まとめ」→「スピードチェック」→「入試問題にチャレンジ」の三段構成。
巻末に直前チェックも収録されています。

迷わず手を動かせる設計で、ダントツで使いやすい問題集でした。
出題範囲の広さ
書き・読みだけでなく、部首/同音・同訓異字/熟語など、入試でよく出る語句まわりまでカバー。
仕上げ用の抜けチェックにも向きます。
使いやすいと感じた理由(わが家の目線)
1:頻出順で、点につながる順番で解ける
「よく出るものから」手をつけられるので、限られた時間でも得点の柱が立ちます。

直前期はこの並び順がとても助かりました。
2:1単元が短く、テンポよく回せる
毎日15〜20分でも「まとめ→チェック→本番問題」まで行ける分量。
別冊の直前チェックにストックしておけば、試験前夜の確認もスムーズです。
3:薄め×B5で、毎日回すのにちょうどいい
薄めのB5サイズに、書きやすい解答欄。

薄いけど問題数はたっぷり。何度もコピーして使うので、この薄さが地味にストレスを減らしてくれました。(分厚いとコピーするのも大変なんですよ・・)
使い勝手が勉強のリズムを作る
「開く→解く→採点→直前チェックへ移す」
を5〜15分で一巡。
短時間でも1単元に区切って進められるので、朝の10分や移動前後のすき間とも相性がいいです。
実際の口コミを紹介!
良い声

中堅校狙いならこの1冊で必要十分です。上の子もこれで合格したので、下の子もがんばります。

これは買って良かったです。試験に出ました。

問題集が分厚すぎない点と、問題集に直接書き込みができる点が気に入っています。
在庫とタイミングの注意
人気のため、直前期に在庫が切れがちだった、というレビューもありました。
必要なら夏〜秋に確保がおすすめ。
わが家の回し方(中堅校志望・演習はこの1冊)
基本の1日の流れ
朝
スピードチェックで小テスト
夕方
本番問題を時間を決めて解く
夜
間違いだけ直前チェックへ
直前チェックは“自分専用の弱点帳”として使いました。
週ごとの進め方(目安)
1週目
全体を一周して頻出をつかむ
2〜3週目
まちがい分野を重点回転
4週目
直前チェックだけで仕上げ。

取りこぼしをゼロに近づけることを意識しました。
うちは“演習はこの本だけ”に限定
漢字は似た問題が多いので、教材を増やさず回転数を上げました。
過去問の漢字で落とした語は、
この本の該当単元にマーク→直前チェックへ移して徹底反復。
こんな人におすすめ
中堅校を目指すご家庭
中堅レベルなら「これ1冊で十分だった」という声が実際にあります。
時間を英数理社の仕上げに回したい人に向きます。
直前期に“取りこぼし”を減らしたい
頻出順×直前チェックの設計が、最後の抜け漏れ防止に効きます。
1単元が短いので、すき間時間の勉強とも相性が良いです。
親の伴走をシンプルにしたい
毎日やる量が読みやすく、◯×をつけるだけで進捗が見えるのがラク。
別冊で復習だけを回せるので管理がしやすいです。
よくある質問
全部やるべき?何周が目安?
直前期は“全部を1周”より“まちがいの回転”。
1周で弱点を拾い出し、直前チェックに集約→以降はそこだけを毎日回します。
低学年から使える?
対象は小5・6(3・4の先取りも可)。
ただし本番問題もあるので、先取りは「まとめ+スピードチェック」中心が安全です。
ほかの漢字教材とどう違う?
この本は“過去問由来の頻出順×三段構成”。
大量インプット型ではなく、直前の仕上げや抜け確認に向きます。
まとめ|中堅校なら“これ1冊を回し切る”でOK
でる順×三段構成でムダがない
頻出順・まとめ→チェック→本番問題の流れで、点に直結。
直前チェックで弱点だけを高速回転
別冊で“自分専用”の弱点帳化。仕上げが早い。
中堅校なら十分とのレビューあり
迷ったらまずは一冊完走を!