下剋上算数 難関校受験編はどんな教材?
中学受験の算数は、基礎ができたあとにどれだけ難問を解けるかが合否を分けます。
「下剋上算数 難関校受験編」は、偏差値50から70を目指すために作られたステップアップ教材です。
私自身、息子が中堅校レベルの問題に慣れてきた頃、「もう一段上に挑戦したい」と感じてこの本に出会いました。
使い始めてすぐに、出題傾向の幅広さと問題の深さに驚かされたのを覚えています。
難関校向けに厳選された100題
この教材は、過去の難関校入試から選び抜かれた良問が揃っており、単に難しいだけでなく「考えさせる」問題が多いのが特徴です。
一問一問がしっかりと作られていて、解説を読み込むことで解法の引き出しが増えていきます。
息子も最初は解けずに悔しそうでしたが、解き方を理解した後は同じパターンの問題で見事に正解できるようになりました。
段階的に力を伸ばす構成
前半は比較的手の届きやすい難問から始まり、後半に進むほど歯ごたえのある問題が登場します。
この構成のおかげで、いきなり心が折れることなくステップアップできます。
難しい問題も、途中のヒントや図解があるので「解けるまで頑張ろう」という気持ちが保てます。
家庭学習でも使いやすい解説
解説は親が読んでも理解しやすく、必要に応じて子どもにかみ砕いて説明できるようになっています。
私の場合、平日は仕事で帰宅が遅く、まとまった時間が取れませんでしたが、この解説のおかげで短時間でも効率よくサポートできました。
子どもが一人で進められる工夫がされているのも魅力です。
使ってみて感じた効果
この教材を3か月ほど継続して取り組んだ結果、息子は模試の算数偏差値が一気に5ポイント上がりました。
何よりも「難しい問題に挑戦することが楽しい」という気持ちが芽生えたことが大きな収穫です。
受験直前期には過去問演習の合間に取り組み、難関校の出題傾向に慣れるのにも役立ちました。
時間配分の感覚が身につく
難問を解くには、限られた時間内で解けそうな問題を見極める力が必要です。
この教材は問題の難易度が幅広く、実際の入試に近い感覚で解く練習ができます。
その結果、試験本番でも焦らず落ち着いて問題に取り組めるようになりました。
親子での振り返りがしやすい
解き終わった後に間違えた問題を一緒に振り返る時間を作ることで、理解が深まりました。
「なぜこの方法では解けなかったのか」を分析することで、同じミスを繰り返さなくなります。
振り返りノートを作っておくと、受験直前期の総復習にも役立ちます。
まとめ
「下剋上算数 難関校受験編」は、難関校合格を目指すご家庭にとって心強い味方です。
厳選された良問、わかりやすい解説、段階的な難易度設定が、子どもの算数力を一段と引き上げてくれます。
もしお子さんが基礎を固めてさらに上を目指したいと考えているなら、この教材は間違いなくおすすめできます。