『自由自在 小学高学年』はメイン参考書になる?特徴・口コミ・使い方まとめ【中学受験】
中学受験の参考書『自由自在 小学高学年』は、わが家(首都圏模試65で合格)でもメインの“参考書”でした。
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この記事では、公式情報と実際の口コミ、そしてぽんまま家で実際に使った感想を突き合わせ、特徴・メリデメ・向き不向きをやさしくまとめます。
筆者が実際に使った感想と口コミ調査について
筆者の経験
わが家の息子は2023年春、首都圏模試で偏差値65相当の学校に合格しました。
塾は最小限(個別)で、中学受験のメイン参考書として『自由自在』を活用しました。

この記事は一家庭の体験ですが、合格レベルの実感値も交えつつ、公的な情報と照合して説明します!
口コミの調査方法
公式(増進堂・受験研究社)と主要書店・通販(Amazon、Yahoo!ショッピング等)の商品情報・口コミを参照し、要点を整理・要約しています。
自由自在はどんな本?(正式名称・ラインナップとしての位置づけ)
正式名称は『小学高学年 自由自在』で、国語・算数・理科・社会・英語の5教科。
判型A5、オールカラーで、定価は税込3,135円(各巻)。※2025年8月時点の情報です。
“高学年の日常学習~中学受験の基礎固め~受験内容”までをカバーする参考書です。
同シリーズに、段階演習型の『中学入試 自由自在問題集』(3ステップ構成)があり、参考書とセット運用で効果倍増と明記されています(本記事は参考書が主役です)。

わが家は、参考書、問題集をセットで活用していましたよ!使い方はシンプルに、「参考書を読む⇒解く(3ステップ)」。
⇒問題集レビューはコチラ
自由自在の特徴(まずはここが強い)
知りたいことが何でもわかる
基礎から受験レベルまでを通しで確認でき、要点の説明がとても丁寧。

解説はわかりやすい言葉を使ってくれているので、家庭学習がメインのわが家でも使いこなすことができましたよ。
豊富な図・表・写真でわかりやすい
オールカラーの図表で理解が進む、まさに“調べる本”。
中学受験に直結
「中学入試にフォーカス」「思考力・記述力を伸ばす」など、入試で狙われるポイントを押さえたコーナーあり。
教科別の強み(ざっくり要点)
国語
語彙・文法から読解の手順までを一つ一つ説明。
入試を意識した「中学入試にフォーカス」コーナーで、思考力・記述問題にも触れられる構成です。

わが家の息子は「国語」が大の苦手・・。いきなり「自由自在」は難しく感じたので、入門~基礎レベルの”知識の土台”を別の教材で補いました。
算数
計算の基礎からハイレベル問題まで、別解を含む道筋の解説が丁寧。
思考力問題に対応した「思考力強化編」、別冊解答で考え方から確認できるのも安心です。

首都圏模試の偏差値65の学校に合格したのですが、学力的にはこの教材で十分といった感想です。息子は算数が得意だったので難なくこなせましたが、苦手な子にとって「自由自在」は難しめかも・・。
理科
実験手順やしくみを図解と写真で確認しやすい。
出題が増える作図・記述や思考力にも、「チャレンジ!」コーナーで対応。

息子は生物が苦手でしたが、自由自在は図解が多く、わかりやすかったといっていました。あまりにも苦手な箇所はさらに優しい参考書を併用していました。
入門~基礎レベルのおすすめ教材レビュー
⇒中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・基本からはじめる超入門(工事中)
⇒くらべてわかるできる子図鑑 理科(工事中)
社会
地図・年表・資料が充実したオールカラー参考書。
日常学習から受験対策までを視野に、要点を整理しやすい作りです。

息子は社会も苦手・・というより興味を持てないといった印象でした。しかし、学校の教科書よりも整理された写真や図解のおかげですんなりと出来事を理解することができていました!入試の際には社会が一番の得点源にもなりました。
入門~基礎レベルのおすすめ教材レビュー
⇒くらべてわかるできる子図鑑 社会(工事中)
口コミ・評判(要点と短い引用)

塾の先生に勧められて購入。とても詳しい解説でした!

基本から応用まで学べる算数の良書。カラーが増えて見やすい!

自分で見て解き方がわかるようになっています。

教科書より何倍も詳しく、読みふけっています!
※上記は各ストアに掲載の利用者レビューの要約・短い引用です。
メリットとデメリット(公平に整理)
メリット
“逆引き”できる
索引・目次から必要箇所だけをすぐ調べて理解を進めやすい。

索引ができるのは超重要です!演習前の”学び”の段階では、何度も調べ作業が発生します。
図表で納得
オールカラーの図・表・写真で、抽象概念もつかみやすい。

目から入る情報も子供たちにとって重要な”知識”。わが家の息子は特に理科と社会は苦手だったので、写真や図解でざっと要点をおさえてから、音読⇒動画(スタディサプリ)⇒問題集(自由自在)とこまかく分けて進めていきました。
入試直結
「中学入試にフォーカス」「思考力・記述」対応など、受験で問われる観点に触れられる。
デメリット(対処アイデアつき)
分厚くて重い
社会版は約600ページの版もあり、持ち運びは負担。→家置き+付せん運用を推奨。

塾の自習室に1冊持っていく程度なら全然問題ないですよ。
演習量は控えめ
参考書なので問題は“理解確認”が中心。
→演習は別売り問題集(3ステップ)や過去問で補う。
中学入試 自由自在問題集
どのレベル向け?向き・不向き
公式では「基礎から難関校受験レベルまで」をカバーと明言。
中堅~上位校の合格ラインに必要十分な幅と深さがあります。

最難関志望なら、仕上げに志望校過去問・難問特化リソースを追加する運用が必要です。首都圏模試65程度であれば、自由自在+志望校過去問で十分でした。(わが家の場合)
使い方のコツ(参考書ならではの時短ワザ)
全部読まない
目次・索引から“今必要な所だけ”に絞る(コーナー機能を活用)。
調べたらすぐ1問
学校・塾の問題や、姉妹の問題集「実力」ステップで手を動かす。
図表は写して覚える
理科・社会は図や表をノート化→短時間で再現練習。
購入前のチェックポイント
版・価格・仕様
判型A5、カラー、定価3,135円(各巻)。最新改訂の帯・記載を確認。
重量・ページ数
厚めの一冊。版によりページ数が大きめ(例:社会の版で約600ページ)。
入手先
市販テキストのため、オンラインでの購入・書店での購入が可能です。
よくある質問(Q&A)
いつから使う?
「基礎~受験内容まで」通しで載っているため、基礎が固まり始めた高学年から“調べる本”として早めに導入→過去問期まで長く使えます。
演習は足りる?
理解確認には十分ですが、演習量は別売り問題集で確保が効率的。3ステップ構成の姉妹問題集と相性が良いです。