文章嫌いの子でも読める!? ストーリーで覚える語彙教材
うちの息子は読書が大の苦手。文章量が多いと、それだけで拒否反応を起こすタイプです。
そんな息子がめずらしく最後まで読み切ったのが、『なぞ解きストーリードリル 小学国語ちょっと難しいことば編 読解力と語彙力をもっと鍛える!』でした。
最初は「国語の勉強だからイヤだ」と言っていたのですが、1話読み始めると「これ、面白い!」と引き込まれるように…。ストーリー仕立てで語彙を覚えていく形式が、新鮮だったようです。
楽しく語彙を増やす仕掛けが満載
① クイズ感覚のなぞ解きがハマる
この教材は、ただ言葉の意味を教えるのではなく、「物語の中で意味を推測し、なぞを解く」というアプローチ。ゲーム感覚で読めるので、語彙に苦手意識がある子でも抵抗感なく取り組めます。
息子も「次の展開が気になるから、読まないと!」という感覚で、毎朝の学習時間に自然と手が伸びていました。
② 「ことばの解説+チェック問題」で定着
ストーリーの最後には、その回に出てきた言葉の意味と確認問題がついています。読んで終わりではなく、しっかりアウトプットさせてくれる構成がありがたいポイント。
何となくの理解で終わらせず、確認問題で「わかったつもり」を防いでくれるので、語彙が着実に定着していくのがわかりました。
③ 漢字にも配慮された設計
すべての漢字にふりがながついているので、低学年や漢字が苦手な子でも問題なく読めます。内容は小学3〜5年生向けですが、語彙に不安がある6年生にもおすすめできます。
また、語彙の使い方を「文脈の中で学ぶ」形式なので、単語帳的な学習では身につきにくい“実用的な語彙力”が鍛えられます。
こんな子におすすめ
- 読解問題で「言葉の意味」が足を引っ張っている子
- 読書が苦手で、語彙の習得が進まない子
- 朝学習や自習時間に“楽しく読める国語教材”を探している家庭
息子のように読書が嫌いな子でも、ストーリー形式であれば最後まで読めます。特に語彙力に課題がある子には、自主的に読んでくれる点が大きなメリットです。
まとめ|語彙を「使える力」に変える最初の一歩
『なぞ解きストーリードリル 小学国語ちょっと難しいことば編 読解力と語彙力をもっと鍛える!』は、言葉の意味を単に“暗記”するのではなく、「使って理解する」ステップまで導いてくれる良質な教材です。
国語が苦手でも、物語形式なら入っていきやすい。しかも、クイズ要素や確認問題で記憶に定着しやすい。こうした工夫が、語彙力アップに直結するのを実感しました。
中学受験の読解力や記述力の土台を作る意味でも、語彙対策は早めのスタートが鍵。親子でストレスなく取り組めるこの教材は、語彙力に課題を感じているご家庭にこそおすすめです。