友達の影響で通い始めた塾。でもまさかの展開に
わが家の息子が塾に通い始めたのは、小学5年生の秋ごろ。中学受験を意識して…というより、最初は完全に「友達と一緒だから」という理由でした。
「勉強は嫌い」「人見知りで質問も苦手」なタイプだったので、正直続くか心配でしたが、結果的にはここが大きな転機になりました。
きっかけは“先生との出会い”。個別指導で自信がついた
息子が通っていたのは、個別指導塾でした。中学受験コースもある校舎で、先生がいつも丁寧に寄り添ってくれたのが印象的でした。
先生との距離が近く、質問しやすい環境だったおかげで、少しずつ「できた!」という実感が増えていきました。特に算数や理科(物理・化学分野)は得意になってきて、本人の表情も明るくなったのを覚えています。
中学受験を意識した瞬間。そしてコース変更を決断
友達は途中で通塾をやめてしまったのですが、息子は「受験してみたい」と言い出しました。それまでは学校のテストでも平均点前後だったのに、コツコツ型の学び方が向いていたようです。
迷わず、今の塾のまま中学受験コースに切り替えることにしました。先生たちとの信頼関係もあったし、なにより本人が安心して学べる場所を変えたくなかったからです。
塾を変えなかったからこそ得られた“継続の力”
中学受験コースに変わってからは、内容がグッと難しくなりました。でも、すでに慣れ親しんだ先生たちが支えてくれたおかげで、ストレスなく受験モードに移行できました。
環境を変えずに学習レベルだけステップアップできたのは、本人にとってとても大きかったと思います。
家庭で使った教材やサポート方法
家庭学習では市販の教材やスタディサプリを活用しました。理科の暗記が苦手だったので、スタサプの面白い先生の授業がとても役立ちました。
朝学習や、塾の自習室も積極的に利用して「自分の時間」を意識できるようになっていきました。
まとめ:環境を変えずに受験に挑んだ、その結果は…
塾を変えずに中学受験に挑戦した結果、第一志望校に無事合格。得意科目を中心に対策を練ったことや、信頼できる先生のもとで最後まで頑張れたことが大きかったです。
「塾を変えたほうがいいのかも…」と悩む方も多いと思いますが、わが家の場合は「安心できる環境を続ける」選択が功を奏しました。