「うちは普通の塾だけど、中学受験って無謀かな…?」
こんにちは、ぽんままです。
小学5年の春、息子を近所の個別指導塾に入れたときには、まだ受験なんて考えていませんでした。
でもその年の冬、本人が「受験してみたい」と言い出したんです。
正直、びっくりしました。そして焦りました。
中学受験専門の大手塾に通っていない。
そもそも受験を意識した塾選びなんてしてない。
でも、どうにかしたい――そう思って、そこから我が家の受験がスタートしました。
中学受験塾じゃなくても、勝負はできる
通っていた塾は、1コマ1,000円のリーズナブルな個別指導塾。中学受験専門ではありません。
でも、通いやすさと先生との相性の良さがあって、変えるという選択肢はありませんでした。
そこで我が家は、「塾は補助、学習の軸は家庭」という考えに切り替えました。
家庭学習の要になったのは、スタディサプリ

基礎の取りこぼしや苦手単元の克服には、スタディサプリが大活躍。
特に理科と社会は、学校よりも詳しく、かつ分かりやすく説明してくれる先生の授業に何度も助けられました。
子どもは映像授業のテンポが気に入ったようで、「今日は地学、明日は歴史!」と、自分で内容を決めて進めていました。
1日15〜20分の動画でも、内容の濃さは充分。
復習→演習の流れが家庭学習の中で自然にできるようになったのが、大きな変化でした。
1日のスケジュールは「朝と夜」で分担
家庭学習は、基本的に朝と夜の2回に分けていました。
- 朝学習:前日の内容の見直しや計算練習(20〜30分)
- 夜学習:スタディサプリ+演習問題(60分〜90分)
通塾日は夜の時間を短くしたり、スタサプの視聴だけにしたり。
塾が「演習中心」、家庭は「理解と定着」という役割分担がうまくハマった気がします。
実際に感じたメリットとデメリット
◎メリット:
- 塾に頼りすぎず、親子で勉強のペースを作れた
- スタディサプリで自分の理解ペースに合わせて学べた
- 自分で「分からない」を把握できるようになった
△デメリット:
- 塾が受験特化ではないため、志望校対策は自力で調べる必要があった
- 模試の偏差値で一喜一憂しやすかった
ただ、情報を整理したりスケジュールを組むのは大変でも、息子の「分かった!」が増えたことが何よりの収穫でした。
まとめ|「環境」より「やり方」で変わる
塾の種類、スタートの時期、学習スタイル。
どれも「正解」はひとつじゃないんだなと感じた中学受験でした。
我が家のように、受験特化の塾に通わなくても、工夫と努力で十分合格は狙える。
これは、最後に息子が笑って合格通知を手にしたときに、心から思ったことです。
これから受験を考えているご家庭の参考になればうれしいです!