【中学受験】夏休みにやるべき理科の基礎学習!家庭学習で差がつく勉強法とおすすめ教材
理科は「覚えることが多くて苦手…」という声が多い教科ですが、夏休みはその苦手意識を払拭する絶好のタイミングです。
中学受験の理科では、「知識の定着」+「理解の深さ」が得点に直結します。わが家では、夏に“基礎の土台”をしっかり作ることで、秋以降の実力アップにつなげることができました。
この記事では、理科の家庭学習をどう進めるか、どんな教材が役立ったかを親目線でご紹介します。
中学受験 理科の“基礎”とは?
理科の基礎とは、以下の3つの力をバランスよく育てることです。
- ① 知識のインプット(用語や現象の理解)
- ② 理解の定着(「なぜそうなるのか」を説明できる)
- ③ 簡単な計算問題への対応力(水の変化・てこ・ばね・密度など)
夏の時期は、とにかくこの「基礎の理解」と「反復」を意識することが大切です。
夏休みの家庭学習|進め方のポイント
① 単元ごとの復習+図解で理解
理科は一問一答ではなく、イメージで理解することが重要。生物・地学・化学・物理と幅広いので、単元ごとに図や絵を見ながら復習することで、知識がしっかり定着します。
② 暗記だけでなく「なぜ?」を考える
理科の苦手な子の多くが、用語の丸暗記だけに頼ってしまいがち。
夏は時間に余裕があるので、「どうしてそうなるのか」を丁寧に説明する練習を取り入れると効果的です。
③ 計算問題は“型”で覚える
理科の計算問題は一見難しそうでも、パターン(型)を覚えてしまえば怖くありません。水の温度変化、ばね、てこなど、基本的な計算問題は毎日少しずつ取り組むのがおすすめです。
おすすめの理科教材(基礎固め編)
① 中学受験 すらすら解ける魔法ワザ
要点を「ワザ」として覚えられる工夫が満載。図やイラストが豊富で、視覚的に理解できるので、暗記が苦手な子にもピッタリです。
おすすめの子: 用語や現象が頭に入りにくい子/ノートまとめが苦手な子
得られる効果: 覚えるべきポイントが整理され、図を使って定着しやすくなります。
② くらべてわかる できる子図鑑 理科
似ている言葉や現象をくらべながら理解する構成。見開きでテンポよく読めるので、学習のハードルがぐっと下がります。
おすすめの子: 見て覚える方が得意な子/理科に苦手意識がある子
得られる効果: 混同しがちな知識を正しく整理できるようになります。
③ 中学入試まんが攻略BON!シリーズ
中学入試まんが攻略BON!シリーズの教材は、楽しく読みながら自然と知識が身につく優れもの。夏の疲れた日や気分転換にも◎。
おすすめの子: 勉強が嫌いな子/集中力が続きにくい子
得られる効果: 理科に親しみを持ち、「ちょっとやってみようかな」のきっかけになります。
④ スタディサプリ(理科)

動画で実験の様子や現象を見ながら学べるので、イメージが湧きやすく理解が深まります。繰り返し見られるのも魅力です。
おすすめの子: 自宅でしっかり理解したい子/図や説明だけではつかみにくい子
得られる効果: 理科が“目に見える学問”であることを実感し、理解が進みます。
理科が得意になると、他の教科にも好影響
理科の勉強を通じて、「なぜそうなるのか?」と考える力が養われます。
この力は、算数の応用問題や国語の記述にもつながるので、理科の基礎力は意外と全体の学力向上にも影響してくるのです。
まとめ|夏は理科の“土台づくり”に最適な時期
理科は「一気に伸びる」教科ではありませんが、土台をじっくり積み重ねれば、秋以降にグッと点数が伸びる教科でもあります。
夏休みは、焦らず基礎を固めるチャンス。ぜひ、お子さんのペースに合わせて、“わかる楽しさ”を大切にした学習を進めてみてくださいね。