【中学受験】苦手な漢字が得意に!「漢字読み書き 実力突破」レビュー
中学受験において、国語の中でも特に得点源にしやすいのが「漢字」。
とはいえ、苦手意識を持つお子さんも多い分野ですよね。
わが家の息子も、最初は読み書きの基本があやふやで、「漢字は覚えてもすぐ忘れる」「似たような形がごっちゃになる」と、毎回テストのたびに苦戦していました。
そんな中、出会ったのがこの教材――『漢字読み書き 実力突破』シリーズ。
この本を使い始めてから、息子の漢字力が驚くほど伸び、苦手意識も自然と消えていったんです。
今回は、実際に使用した体験談を交えながら、この教材の魅力と活用ポイントを詳しくご紹介します。
「漢字読み書き 実力突破」ってどんな教材?
『漢字読み書き 実力突破』は、中学入試の頻出漢字を「読み・書き」両方の観点からバランスよく身につけることができる教材です。
- 読み書きの両方が鍛えられる
- 漢字の使われ方・意味も文脈の中で学べる
- 頻出問題に的を絞った効率的な構成
とにかく「よく出る漢字」を無理なく覚えられるよう工夫されており、短期間で基礎を固めたい家庭にもぴったりです。
わが家での使い方と工夫
朝学習に10分だけ取り入れた
息子は朝のほうが集中力が高かったため、朝ごはん前の10分間を使って1日1〜2ページだけ進めました。
この「少しずつ、でも毎日続ける」スタイルが息子には合っていて、気づけば数週間で1冊を終えることができました。
書くだけでなく“意味を確認する”
ただ漢字を書くだけでは覚えにくいため、意味や使い方を会話で確認するようにしました。
「これはどういうときに使う言葉かな?」と問いかけると、覚え方に“ストーリー”ができて記憶に残りやすくなったようです。
間違えた漢字は“マイ漢字ノート”に
間違えた問題だけを集めた「マイ漢字ノート」を作って復習に使いました。
オリジナルのミニ辞書のような感覚で、本人もやりがいを感じていたようです。
「漢字読み書き 実力突破」のメリット
① 「読み」と「書き」をバランスよく鍛えられる
多くの漢字教材は書き取り重視ですが、本書では「読み問題」も豊富に扱っており、試験本番の形式に慣れることができます。
② 文脈の中で覚えられる
ただの漢字ドリルではなく、例文や意味確認の工夫が多く、実際の出題に即した形で学べる点が大きな魅力です。
③ 苦手な子でも続けやすい分量
1ページごとの分量が適切で、「やりきれる」感覚がありました。勉強嫌いな息子でも取り組みやすかったです。
④ 入試頻出の漢字が厳選されている
市販の漢字教材の中でも、入試によく出るものだけに絞ってあるので、効率よく学習できます。
こんな子におすすめ
- 漢字の意味を理解せず、丸暗記している子
- 「読み」問題に弱く、配点を落としがちな子
- 漢字テストのたびに「また忘れた…」と嘆く子
また、「国語全体は苦手だけど、漢字だけは得点したい!」というタイプのお子さんにもおすすめです。
社会・理科の記述にも影響する語彙力アップにもつながりますよ。