「市販の参考書だけで中学受験って、無謀ですか?」
これは、受験を決めたばかりの頃の私の悩みでした。
こんにちは!シングルマザーのぽんままです。
我が家は、小学5年の冬から中学受験勉強をスタート。塾は変えず、1コマ1,000円の格安個別指導塾に通いながら、市販の教材と家庭学習で乗り切りました。
この記事では、実際に使って本当に役立った算数の市販教材と、おすすめの使い方、正直な感想をシェアします。
「できるだけ費用を抑えたい」「塾にすべて任せるのは不安」という方に向けて、リアルな情報をお届けします。
市販の参考書で合格できる?結論から言うと…
我が家の結論は「できます」!
ただし、ポイントは教材の選び方と使い方。塾の教材を使っている子と差がつく部分は、演習量と出題パターンの網羅性。
そこを補える教材を選ぶことが、中堅〜上位校合格への近道です。
おすすめ市販教材(算数)と使い方
① 中学入試 塾技100 数学(文英堂)
特徴:中堅~上位校でよく出る「解き方の技」が100個まとまっていて、難問へのアプローチがわかる。
使い方:1日1〜2題を繰り返し解く。ポイントは「答えを写す前に、自力で式を書いてみる」こと。
得られる効果:解法のパターンが頭に入り、模試で「あ、これ似た問題!」となる確率が増える。
② 下剋上算数 基礎編(文芸社)
特徴:文章もシンプルで、小5からでも無理なく始められる。基礎力の底上げにぴったり。
使い方:1日見開き1ページずつ、朝学習にぴったり。解けなくても解説が親切。
得られる効果:計算ミスが減り、途中式の書き方が身につく。
③ 『中学入試 でる順 算数 』シリーズ(文英堂)
特徴:分野ごとに頻出順で問題が並んでいるので、苦手克服や直前対策にも。
使い方:模試や過去問の復習後に「似た問題」を出る順から探して演習。
得られる効果:単元ごとの理解が深まり、応用力がつく。
④ 中学入試 基礎ドリ 算数 計算問題(文英堂)
特徴:見開き1ページで完結。子どもが自分で取り組みやすく、繰り返しやすい構成です。
使い方:毎朝1ページを習慣に。ミスした問題に印をつけて、2周目・3周目へ。
得られる効果:ケアレスミスが激減。計算のスピードと正確さが安定します。
⑤ 入試算数の基礎30(みくに出版)
特徴:たった30題で入試に出る重要単元がすべて網羅されていて、コンパクト。
使い方:夏休みや短期集中期間に1日1題で回す。親子で確認しやすい構成。
得られる効果:算数全体の「見取り図」ができ、苦手の見える化に◎。
使ってみて感じたメリット
市販教材の良さは、なんといってもコスパの高さと、自分のペースで進められる自由さです。
我が家では、塾の授業で扱わなかった単元や、苦手な図形を市販教材で補いました。
「塾だけじゃ不安」「他の視点もほしい」と思ったときに、市販教材の存在は心強かったです。
デメリット・合わなかった点も正直に
市販教材は自分で取捨選択が必要なので、最初は迷いました。
また、難易度が高すぎる問題集を先に選んでしまうと、子どもが自信をなくすことも…。
最初は基礎寄りの教材からスタートするのがコツ。うちも、下剋上算数から入って、だんだんステップアップしました。
まとめ|市販教材は「目的別」に使えば大活躍!
市販教材だけでも、工夫すれば中堅〜上位校合格は目指せます。
ただし、全部を網羅しようとすると逆に非効率になるので、「うちの子に足りないところ」を見極めて選ぶのが大事です。
我が家の場合:
・計算力→基礎ドリ&下剋上算数
・応用力→塾技100&出る順過去問
・理解補助→自由自在
どれも市販で手に入る教材ばかり。
「塾代は抑えたいけど、しっかり対策したい!」というご家庭には、市販教材の活用は本当におすすめです。