忙しくてもサッと動けるよう、やることを最小限にしぼってまとめました。
模試は“いまの写真”。
点数に一喜一憂するより、「どこでつまずいた?なぜ?」を見つけて、1週間で直すのがいちばん効きます。
ここでは、当日→翌日→1週間の流れと、科目別の直し方をやさしく整理しました。
まずは結論:やることは3つだけ
- 当日:見直しは最小限。大問ごとに「◯/△/×」をメモ。
- 翌日:失点の理由を「計算/読解/知識/ケアレス」に仕分け。
- 1週間:仕分け別に“同じ型だけ”短時間で反復(20分×3セット)。
手順|当日→翌日→1週間
当日:体力は温存、メモだけ
- 答案はサッと確認し、「自信あり=◯/迷った=△/無理=×」を大問ごとに記号で記録。
- 細かい自己採点は不要。早く寝るのも実力のうち。
翌日:失点の型を仕分けする
- 計算:手順は合っていた?途中式の抜けは?
- 読解:設問要求(抜き出し・記述・選択)を取り違えていない?
- 知識:単純に知らなかった?用語は曖昧?
- ケアレス:単位・桁・記号・時間配分のミス?
コピペで使える“ミスログ”テンプレ
問題 | 分類 | 原因メモ | 対処 | 再演習日 |
---|---|---|---|---|
算A-3 | 計算 | 通分ミス | 分母そろえてから約分 | 8/20 |
国B-2 | 読解 | 設問の範囲見落とし | 根拠に下線→条件に○ | 8/20 |
1週間:型で反復(20分×3セット)
- 1日あたり20分×3セット(朝・夕・夜など短く刻む)。
- 「同じ型」だけ集めてミニ周回。終わったら◯をつけるだけでOK。
- 週末に“できるようになった数”を数えて小さく達成感。
科目別|直し方のコツ
算数
- 計算系は手筋カード化(通分→約分→桁そろえ など)。
- 文章題は図・線分図・表のどれで可視化するかを先に決める。
- 立体・図形は“条件→図に追記→パーツ分解”の順で固定。
国語
- 設問先読み→本文精読→根拠に下線→設問語と同じ言い回しで回答。
- 記述は誰が/何を/どうした(なぜ)の型でテンプレ化。
- 語彙は“今日の3語”だけ毎日補充。
理科
- 計算問題は公式の意味→単位→代入の順番で徹底。
- 暗記は表・図・語呂でまとめ、似た語は並べて覚える。
社会
- 地理は地図×表、歴史は年表×人物相関でセット記憶。
- 公民は時事とリンク。ニュース→用語→身近な例の順で定着。
点数を上げる小ワザ(5つ)
- 時間バッファ10%。最後の5分は見直し専用に。
- 優先順位の固定。得点源→配点高→時間がかからない順。
- “やらない”勇気。沼りそうなら後回し。
- ミスの見える化。同じミスは“2度で止める”。
- 翌日の朝に1問だけ。寝て起きて解くと定着度が段違い。
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