進研ゼミとスタディサプリ、両方試したうえで選んだのは…?

【国語】中学受験の教材



通信教材、どれにする?悩んだ結果…

塾には通っていたものの、朝や夜の家庭学習も必要。でも忙しくて、親が全部見るのは正直むずかしい…
そんなときに検討したのが通信教材でした。

我が家が実際に試したのは、進研ゼミ(紙&タブレット)スタディサプリ(動画+印刷教材)の2つです。

まずは進研ゼミをお試し

最初に試したのは進研ゼミ。紙教材に加えて、タブレット学習コースも選べます。

我が家は最初「紙のほうが取り組みやすいかな」と思って紙コースにしました。
カラフルで図解も多く、取り組みやすさは◎。でも、気づけば教材がどんどん溜まっていく…。
親が管理しないと、なかなか回らない仕組みに少し負担を感じてしまいました。

■ 算数:図や色が豊富でわかりやすいけど、1人では進めづらい

解説はカラフルで見やすく、図形や表も丁寧に描かれていて、直感的に理解しやすい教材でした。
ただ、「どこからやる?」「答え合わせした?」と親の声かけが必須でした。

■ 国語:読解の文章が豊富で実践的、でもやりっぱなしに

設問の種類が多く、読解力を鍛えるにはいい教材だと感じました。
ただ、解いたあと「なぜその答えになるのか」を自分で理解するのが難しいようで、答え合わせを一緒に見直す必要がありました。

■ 理科:紙で図を描きながら学べるのは魅力

紙の教材ならではのメリットとして、図を書いたり、考えを整理したりしながら学べる点が良かったです。
でも、実験や現象のイメージは動画のほうが伝わりやすいと感じた部分もありました。

■ 社会:まとめページは◎、でも暗記がつらくなりがち

テーマごとのまとめページがわかりやすく、流れをつかむには良い教材でした。
ただ、どうしても「覚えるだけ」になってしまいがちで、苦手な息子にはちょっとハードルが高かったかもしれません。

スタディサプリは動画+印刷テキスト

次に試したのがスタディサプリ。講義はすべて動画ですが、テキストはダウンロードして印刷できますし、タブレット上でPDFとして取り込んで書き込みもできました。動画を見る操作自体は簡単で、こどもだけでも大丈夫。授業の最後に確認テストがあるのもよかったです。

■ 算数:ポイントを絞った講義で「わかる!」が増えた

息子は算数が得意なほうでしたが、ケアレスミスが多く「解き方は分かってるのに点が取れない」タイプ。
スタディサプリでは、単元ごとに重要ポイントをピンポイントで解説してくれるので、考え方のクセを整えるのにぴったりでした。

■ 国語:音読&解説で“なんとなく読解”から脱出

苦手だった国語は、先生の音読+丁寧な解説で、「何となく読んで解く」クセが少しずつなくなっていきました。
文章をどう読んで、どの選択肢を消すかまで丁寧に説明してくれるのがありがたかったです。

■ 理科:先生がとにかく面白い!→息子がハマる

スタサプ理科の先生は、とにかく話が面白い
息子は毎回「理科だけは自分から見たがる」ほどでした。
特に物理や化学分野は、動画でイメージがつかめるので、理解がグッと深まりました。

■ 社会:要点整理が見やすく、暗記がスムーズに

社会は苦手意識が強かったのですが、スタサプは流れで覚えさせてくれる授業スタイルだったので、ただの丸暗記にならずに済みました。
講義を見てから印刷テキストで再チェック、という流れが自然と定着していきました。

苦手な国語も、動画で先生が丁寧に読んでくれるので、「なんとなく読んで解く」が減っていきました。

2つを比較してみた

比較ポイント 進研ゼミ スタディサプリ
教材形式 紙教材+タブレット選択可 動画授業+印刷テキスト
進め方 自分で計画する+親の管理が必要 動画を見ながら進められる
親の関与 多め(進度管理・丸つけなど) 少なめ(動画で学習サポート)
子どもの反応 最初は楽しそうだったが続きにくい 理科の先生が楽しい!と自分から見る

我が家がスタディサプリを選んだ理由

一番の理由は、「子どもが自分で進められる」という点でした。

進研ゼミも内容はとても良いのですが、親の関与が多め
忙しい中で毎日教材をチェックするのは我が家には少しハードルが高かったです。

まとめ:どちらも良いけど、向き不向きあり

進研ゼミは「手を動かして学ぶ」スタイル、スタディサプリは「見て理解し、解いて定着させる」スタイル。

どちらが正解ということはなく、ご家庭の状況とお子さんの性格に合った方を選ぶのが一番です。

我が家の場合は、スタディサプリでのびのび家庭学習が定着しました。

リンクは下記にご紹介していますので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。


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