【中学受験】仕事算・流水算の勉強法|考え方の型を身につけるおすすめ教材6選
仕事算・流水算は中学受験の文章題の中でも苦手になりやすい単元です。
「時間」「速さ」「割合」を組み合わせた問題が多く、整理ができないと得点につながりません。
この記事では、仕事算・流水算の勉強法と、おすすめ教材6選の特徴・使い方・効果を詳しく紹介します。
仕事算・流水算が苦手になる理由
- 問題の条件を整理できない
- 速さや割合の考え方が曖昧
- 線分図や表を使わず、暗算に頼ってしまう
これらを克服するには、「考え方の型」を覚え、整理の習慣をつけることが大切です。
仕事算・流水算の効果的な勉強法
1. 仕事算は「1あたりの仕事量」を意識する
全体の仕事量を1としたときの1時間あたり・1日の仕事量を考えると整理しやすくなります。
2. 流水算は「上り」「下り」「静水時の速さ」の関係を整理
問題文を読んだら、上り・下りの速さを整理し、静水時の速さと流速の関係を図にして考えます。
3. 線分図や表で条件を整理する習慣をつける
暗算で解こうとせず、必ず図や表に整理することが正答率アップのポイントです。
おすすめ教材6選(特徴・使い方・効果)
① 中学入試 分野別集中レッスン 算数
特徴: 仕事算・流水算の単元を基礎から段階的に学べる集中レッスン型。文章題の整理の仕方がわかりやすいです。
使い方: 1日1レッスンを目安に進め、できなかった問題は線分図や表を書き直しながら復習します。
効果: 考え方の型が自然と身につき、文章題の条件を整理できるようになります。
② 塾技100 算数
特徴: 仕事算・流水算を含む文章題を「技」に分けて整理。整理のコツや間違えやすいポイントがコンパクトにまとまっています。
使い方: 技を覚えたら例題→演習の流れでアウトプット。弱点分野を重点的に取り組めます。
効果: 問題を見たときに「この技を使おう」と判断できるようになり、安定して得点できます。
③ 自由自在 算数
特徴: 仕事算・流水算の仕組みや考え方を詳しく解説。例題・類題が豊富で実力がつきやすいです。
使い方: 各テーマをまとめて学び、例題→類題の順で理解→演習を繰り返します。
効果: 「なぜその式になるのか」が理解でき、複雑な問題でも対応できます。
④ ズバピタ算数 新装版(シグマベスト)
特徴: 仕事算・流水算に特化した問題集。出題頻度の高いパターンを絞って対策でき、繰り返し学習向きです。
使い方: 1回目は解法を理解、2回目以降でスピードを意識しながら解き直します。
効果: 繰り返し学習で定着度が高まり、試験本番での解答スピードが上がります。
⑤ 魔法ワザ 算数
特徴: 仕事算・流水算の考え方を「ワザ」として整理。図を使った説明で理解しやすい構成です。
使い方: 各ワザを覚えたら例題で確認し、類題で応用力を高めます。
効果: 図を描くことが当たり前になり、文章題全般の正答率が上がります。
⑥ スタディサプリ算数
特徴: 仕事算・流水算の考え方を動画で学べる教材。表や図の描き方を視覚的に理解できます。
使い方: 苦手な単元の動画を視聴→練習問題を解く→分からない問題を再視聴というサイクルで学びます。
効果: 視覚的な説明で理解が深まり、問題を自分で整理して解ける力がつきます。
親の声かけ例
- 「全体と部分、どっちが大きいかな?」(割合の感覚を意識させる)
- 「線分図に数字を入れてみようか」(図を描く習慣を促す)
- 「1問ずつ確実に進めていこう」(焦りを抑える声かけ)
ハブ記事へのリンク
算数の他の単元別勉強法は、こちらの記事をご覧ください。
→ 【中学受験】算数が苦手なお子さん向け|単元別勉強法とおすすめ教材まとめ
まとめ
仕事算・流水算を得意にするには、考え方の型を覚え、表や図で整理することがカギです。
基礎から段階的に練習し、十分な演習量を確保すれば必ず得点源になります。
ここで紹介した教材6選を活用して、文章題を得意にしていきましょう。
【算数】中学受験の教材
分野別集中レッスン・塾技・自由自在・ズバピタ算数・魔法ワザ・スタディサプリの6つを組み合わせて、お子さんに合った方法で学習を進めてみてください。